古性優作が誇らしい優勝を飾った古性優作と岡崎智哉 岸和田競輪場で6月19日に最終日を行った「第73回高松宮記念杯競輪(GI)」に浪花のドラマがあった。KEIRINグランプリ覇者として、グランプリジャージを着て戦う地元GIシリーズ。「こんなに光栄なことはない」と古性優作(31歳・大阪=100期)は緊張していた。 決勝に近畿から勝ち上がったのは古性一人。ただしこれは、“近畿の力で勝ち上がった”というところにすべてがあった。初日特選では野原雅也(28歳・福井=103期)の頑張りがあった。2日目の白虎賞、3日目の準決は岡崎智哉(37歳・大阪=96期)が前で戦ってくれて、1着を手にした。 競輪選手なら誰…