【全日本選抜競輪】選手とファンの間の音色が作る「競輪」…無念の無観客開催の今

  • 2019年共同通信社杯で郡司浩平が優勝した時の胴上げ川崎では約56年ぶりのGI開催 2月4日、川崎競輪場で20〜23日に開催される全日本選抜競輪が無観客で行われると発表された。元々は事前抽選を行い、人数を限定しての入場を計画していた。しかし、緊急事態宣言の延長…そこに神奈川県も含まれており、やむを得ない判断だった。 だが、悲しい。川崎では1965年「第10回オールスター」が開かれた歴史がある。戦後20年、異様な雰囲気だったろう。足を運んだ入場者の数は予想をはるかに越え、決勝の時、あふれたファンはバンク内で観戦したという。 伝説が生まれたのはその時、5月5日。優勝した故・白鳥伸雄(期前)をファン

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